城北法律事務所 ニュース No.80(2019.8.1)


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10周年を迎えた池袋派遣村の活動報告

本多 史和

2008年9月に起こったリーマン・ショックに端を発する非正規労働者の不当解雇、ホームレスの増加などが問題になり、同年末に日比谷公園で年越し派遣村が開催されました。その年越し派遣村に触発されて、豊島区でも機運が高まり2009年5月14日に第1回池袋派遣村なんでも相談会が開催されました。

主体は、東京土建豊島支部、新婦人豊島支部、生活と健康を守る会豊島支部、JMITU北部支部、移住労働者ユニオン、豊島民商、豊島区労協、鬼子母神診療所、農民連、年金者組合、共産党豊島区議団など各団体や個人で構成する実行委員会で、城北法律事務所は事務局を担うことになり、今までで全22回の相談会と4回の貧困問題学習会を行ってきました。
3日間なにも食べていないという方がチラシを握りしめて相談にきて、嬉しそうに手作りおにぎりを食べる場面や、派遣村の健康チェックでいつ倒れてもおかしくない健康状態が見つかりそのまま緊急入院して命が助かった場面などが特に印象的です。

これからも引き続き派遣村での相談活動を行ってまいりますし、10月23日には第5回目の学習会『子ども食堂から見た貧困問題(仮題)』を講師に栗林知絵子さんを迎えてIKE・BIZ(旧勤労者福祉会館)で18:30から行いますので、是非是非お誘いあわせのうえお越しくださるようお願いいたします(申込不要)。


城北法律事務所憲法企画

「オリンピックから改憲へ―深まりゆく対米従属から抜け出す道は・・・」

日時:2019年9月10日 午後18時開場~(予定)

場所:IKE・Biz(としま産業振興プラザ)
池袋駅西口から徒歩約10分、
池袋駅南口から徒歩7分

<1964東京オリンピック>は「東洋の魔女」「マラソンのアベベ」とともに国民的記憶に刻まれ、<2020 TOKYOオリパラ>は「令和時代」の幕開けビックイベントとして秒読み段階に入りました。しかし、幻に終わった<1940年【皇紀2600年】東京五輪>を知る人は、今ではほとんどいません。時代を撃つレーニン主義者=白井聡さん・憲法を守る愛国者=鈴木邦男さんとともに、安倍首相の祖父の戦争とファシズムの時代、象徴天皇制の意味、深化する対米従属、21世紀日本の真の独立と平和について考えましょう!
※詳細につきましては、同封いたしましたチラシをご覧ください。