城北法律事務所 ニュース No.82(2020.8.1) 創立55周年記念号


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弁護士紹介(7)

2016年 入所

木下 浩一 きのした こういち

道半ば

55年という事務所の歴史からすれば本当に短いですが、私が当事務所に入所してから5年が経とうとしています。この間、弁護士としての一般的な(?)事件のみならず、皆様の多大なお力添えにより、入所当初から取り組んでまいりました貧困や障がい者の問題についても、その一部は大きな成果を得ることができました。例えば、難病患者さんについて、行政側の介護支給量減額を許さず24時間の介護支給量の維持を勝ち取った事件(ご興味があれば『賃金と社会保障』第1738号をご覧ください)は思い出深いものとなりました。しかし、こうした問題への取り組みは道半ばであり、今後も闘いが続いていきます。今年は、2013年から3回にわたり実施された生活保護費の大幅引き下げを争う生活保護基準引下げ違憲東京国賠訴訟(通称「はっさく訴訟」)に関し、尋問という大きな山場を迎えます。分断された社会の中でバッシングに不安を抱えておられる当事者の方々のためにも、引き続き皆様のご協力を頂ければ幸いです。


2017年 入所

久保木 太一 くぼき たいち

深夜のタクシー

深夜1時過ぎ、練馬警察署での接見を終えた私は、タクシーを拾いました。私の胸に弁護士バッジが付いていることに気付いた運転手の方が、「実は15年くらい前に、弁護士にお世話になったことがあって」と声を掛けてくださりました。話を聞いているうちにそのタクシーの運転手の方が利用した法律事務所が城北法律事務所であることが分かりました。その方は、具体的な弁護士の名前までは覚えていませんでしたが、その弁護士には大変感謝をしているとのことでした。

55周年という長い年月の中で、私の想像の及ばないほどに多くの方々の人生に城北法律事務所が関わっているのだと思います。

55周年の歴史と実績を持った事務所に所属させていただいていることに緊張と誇りを持ちながら、日々の業務に取り組んでいきたいです。


2019年 入所

片木 翔一郎 かたぎ しょういちろう

55周年ということは

最近は、大型スーパーやコンビニの使用頻度が減り、商店街の個人商店を使用する頻度が上がりました。風通しのよい商店街は歩いていて気持ちがいいですね。少子化と言われて久しい日本ですが、商店街を多くのお子さんが歩いているのを見るようになり、「ふだん見かけないだけで、まだ日本にもたくさん子供たちがいるのだ」と、なんだか少し安心するような気もします。

さて、城北法律事務所が55周年ということは、当たり前ですが池袋という土地も当時からそれだけの年月を重ねたということになりますね。その間には子供が生まれたり、建物・お店が新しくなったりといろいろな形の世代交代があったと思います。私の通っている商店街でもいろいろなドラマがあったのでしょう。

私自身も池袋に住んで長いですが、先日結婚したことを機に新しい生活が始まりました。55年後の池袋でも楽しく暮らしていけるよう、みんなで頑張っていきたいですね。